「21世紀の宇宙哲学」 [書棚の中の1冊]
アダムスキーは一般にはUFO研究家として知られていますが、宇宙の法則・生命の科学についても多数の著作を残しています。それらはアダムスキー全集という形で中央アート出版社から出版され、また、他の出版社からも全集に含まれていない何冊かの本が出ています。
全集の中の代表的な著作としては「21世紀/生命の科学」「超能力開発法」の2冊を挙げるべきかもしれませんが、あえて「21世紀の宇宙哲学」を選んでみました。
アダムスキーの数々の著著の中で共通するテーマは「意識」です。
人は視覚、聴覚等の五感で捉えるられる世界=結果の世界に目を向けすぎている。一方、意識は万物を生み出す原因の世界と結びついている。人がもっとこの「意識」を意識するようになれば、自然界の中から多くの知恵・英知を引き出すことができる。
一言で言えばこういう内容だと私は理解しています。後は、膨大な著作を通じて
・意識を通じてもたらされる知恵・英知の具体例
・地球以外の惑星ではそれらの知恵・英知を宇宙の法則として尊重した暮らしをしていること
・「意識」を意識するための方法・ヒント
が書かれています。
「21世紀の宇宙哲学」にはそれらを総括するような内容が書かれています。ただ、記述が簡潔すぎて、この本だけでその内容を理解するのは難しいかもしれません。
自分自身の理解も、
・アダムスキー以外も含めた他の本を読む
・同じ関心を持つ人との対話
・自分の人生での経験
等、さまざまなことを通じて少しずつ深まっていきました。
私にとって「21世紀の宇宙哲学」はそのように理解していくものであり、ふと何か感じたときに書棚から取り出して読み返しみる聖書のような本だと思います。
1回読んだら終わりという本ではありません。読めば読むほど味わいが出る、そういう本です。
タグ:意識
2012-01-25 11:05
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